法人クレジットカードの基礎知識

法人クレジットカードを選ぶなら!ランキング発表!!

法人クレジットカードは、企業の会計処理をスムーズにしてくれ、キャッシュフローを円滑に進めるのに大きな役割を演じてくれます。しかし、一口に法人クレジットカードと言っても、かなりの数のサービスがあって、どれを選んだらいいのか迷ってしまうことも少なくありません。実際、事業規模や全体の決済金額、利用したいサービスの内容などによって大きく選択肢が変わってきます。それぞれの会社のニーズに合った一枚を選ぶことが肝心だということです。

とはいえ、特にこだわりがないということであれば、年会費や発行枚数、付帯サービスなどがバランスよく配慮されているものが使いやすいでしょう。そこで、ここでは一般的なビジネスユースに強い、バランスの取れた法人クレジットカードをランキングでご紹介します。どの企業もしくは個人事業者にも受け入れやすいものですので、じっくりとそれぞれの特徴を比較してカード選びの参考にすることができます。

1位 セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカンエキスプレス
ランキング1位はいきなりプラチナカードとなっています。一見すると、ちょっとプラチナまでのステータスはいらない、一般サービスでいいと考える人もいるかもしれません。しかし、このカードは非常にバランスが取れていて、どの面でもお得感の強いサービスとなっているのです。まず年会費は20,000円となっていて、200万円以上の年間利用があると10,000円となります。付帯サービスとしては、最大で1億円もの旅行保険が付きますし、プライオリティパスという世界中の空港ラウンジが無料で使えるサービスが提供されます。これだけでも十分年会費分は元が取れます。さらに、コンシェルジュサービスが付きますので、カード利用やビジネスに関する様々な丁寧なサポートを受けられるのです。また、JALのマイルが1.125パーセントという高い率で付くというのもすごいところです。

2位 アメリカンエキスプレス・ビジネスカード
このサービスは、初年度無料の年会費、2年目以降は12,000円という比較的リーズナブルなものです。それでいて、サービスはどの面でも充実していて、気軽に良質のクレジット機能を使えるというメリットがあります。まずポイント還元は利用金額に応じて0.3パーセントから1パーセントまでとなっています。また、旅行保険は最大で5,000万円が補償される契約となっていますので、十分な内容です。空港ラウンジ無料の特典もあって、カード所有者本人だけでなく同伴者も1人まで無料になるという制度になっていますので、ビジネスシーンではとてもありがたいものです。

3位 JCB法人カード
オーソドックスなタイプで、お得に使えるものを選びたいのであればおすすめ度が高いサービスとなっています。初年度年会費無料ですので、気軽に持てるのが一つの魅力です。そして、ETCカードも無料となっていて複数枚発行してくれますので、自動車を利用することが多い会社にとってはありがたいものがあります。このカードは、ポイント還元とキャッシュバックによる還元のどちらかを選べるという制度を設けています。おすすめなのはキャッシュバックで、なんと最大で利用金額の3パーセントものキャッシュバックが行われます。コストを削減するうえで大きな助けとなるツールとなります。

4位 ダイナースクラブビジネスカード
年会費27,000円ですが、追加会員の年会費が無料という非常にありがたいサービスを提供しています。しかも枚数の制限がないので、複数枚持ちたい会社にとってはうれしい制度です。国内外の旅行保険が充実していて、最大1億円の補償がありますし、空港ラウンジが無料になります。しかも、追加会員分も無料利用が可能となりますので、かなりコスパに優れています。複数枚カードを発行したいケースで便利なサービスと言えるでしょう。

法人カードとは?そのメリットとは?

今や現代社会の生活においてクレジットカードというのは、欠かせないサービスとなっていると言ってもおかしくありません。毎日の買い物や大きなショッピングなどをより便利にしてくれますし、ポイント還元によってよりお得に買い物ができるようになります。こうしたサービスを活用できるのは、個人だけではありません。株式会社や有限会社、個人事業者といった事業者も利用できるのです。それが法人カードです。厳密に言うと法人カードは、「コーポレート」と「ビジネス」の二つに分けることができます。このうち「コーポレート」は大企業向けのサービスで、「ビジネス」は中小企業や個人事業者向けのものとして提供されます。

法人カードとは?という質問に答えるためには、個人向けのサービスとの違いを把握するのが一番です。まず、サービスを利用するための名義人は個人名ではなく、企業名となります。また、利用代金が引き落とされる銀行口座も、個人名義のものではなく、企業名の口座であることが求められます。もう一つの違いは、個人では利用できるキャッシングが企業向けのサービスでは不可能となるということです。こうした違いが基本的な法人カードの特徴となります。

これに加えて、企業向けならではのサービスが追加されることになります。たとえば、企業はクレジットを経理作業の簡素化という目的で使うことが多いので、それをサポートするために、クレジット利用代金の明細を一元管理できるプログラムを提供しているケースがほとんどです。利用した代金の細目を分類したり、自動的に企業が使用している経理ソフトにデータを流し込めるようにしているのです。また、個人向けのサービスでは、家族会員向けに数枚程度のカードを発行することができますが、企業向けではさらにその発行枚数が多くなります。より多くの社員が同時に決済ができるようにするためです。

こうした特徴を持つ法人カードですが、利用にはたくさんのメリットがあります。まず、クレジット利用とすることで、キャッシュフローをスムーズにすることができます。現金支払いではなくクレジット決済となれば、実際の支払いを翌月もしくは翌々月まで伸ばすことができますし、分割払いにすることも可能です。いわば融資を受けているのと同じような効果を生み出しますので、手元に資金がなくても商品を仕入れたり、次の収入確保までのタイムラグを埋めたりできるのです。

もう一つのメリットは、事業者としての信頼度をアピールできるという点です。いわゆる新参の事業者だと信頼がないため、売掛に応じてくれないことも多くありますが、クレジットサービスを受けられる立場にいるということを示せますので取引先に安心してもらえます。また、知名度の高いクレジット会社のゴールドカードなどを持っていれば、それだけでも信用状況が高いと思ってもらえますので、無言のうちに相手の信頼を勝ち得ることにつながります。

この効果を最大限に活用したいと思っているのであれば、ちょっと年会費の高いステータスの良いサービスを利用するのがベストでしょう。信用を得られるというのは、年会費を払うだけの価値があるものなのです。

実務的なメリットとして大きいのは、経理処理を簡素化できるということでしょう。決済が必要になるたびに現金を社員に渡して、それを毎回記帳していくというのは煩雑な作業となります。しかし、法人カードを持っていれば、その手間をなくすことができます。実際の支払いとなる銀行引き落としは、すべての取引で同じ日になりますので、支出に関する記帳もかなり楽になります。しかも、データはデジタルで直接クレジット会社から送られてきたものを、自社で使っているソフトに落とし込めるので、入力作業自体が大幅に簡素化されます。